ERIblog Written by Eriko Takemura

WordPressブログの始め方|初心者が最短で失敗しない手順

フリーランスへの道

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スマホ世代でも迷わない。WordPressブログの始め方|最短で“公開”まで行く完全ロードマップ

「ブログを始めたいけど、何から?」
その迷いは、手順がバラバラに見えているからです。
本記事は、サーバー&ドメインの用意 → WordPress導入 → 初期設定 → 最初の1記事公開までを一本道で案内します。
読む時間は約7分。読み終わる頃には、あなたのサイトが動き出しています。

この記事でわかること

  • 無料ブログとWordPressの向き・不向き
  • 最短ルートの全体像とつまずき回避
  • “最初の1記事”を仕上げる書き方と型

無料ブログじゃダメ? 最初に知るべき向き・不向き

結論:速く始めるだけなら無料ブログ。長く積み上げるならWordPressです。

無料ブログ(Ameba・note等)は登録だけで始められます。
一方で、運営側のルール変更や広告の制限に左右されやすく、記事の裁量と積み上げの自由度は限定的です。

対してWordPressは、設計・広告・デザインを自分で決められる“自分の資産”
学習コストはありますが、学びが資産化し、記事数に比例して検索流入が安定していきます。

WordPressを選ぶ理由は? 半年後に効いてくる差

結論:自由度と可搬性が、半年〜1年で確かな差になります。

WordPressはテーマやプラグインで機能を拡張でき、サイト構造や内部リンク設計を自分で最適化できます。
もし将来ジャンルを広げても、自サイト内でナレッジを束ねて再編集できるのが強みです。

“今日の手軽さ”より“半年後の強さ”。
収益化や検索資産を育てたいなら、WordPressが答えです。

最短ルートは? サーバー&ドメイン〜初期設定の全体像

結論:クイックスタートを使えば数分で管理画面に到達します。

やることは6つ。

  1. サーバーとドメインを用意(クイックスタート推奨)
  2. WordPressをインストール(自動)
  3. テーマを導入(可読性重視)
  4. 必須プラグインだけ入れる(少数精鋭)
  5. 初期デザイン&固定ページ整備
  6. 最初の1記事を公開

3分で分かる申込手順

サーバー申込時に「WordPressクイックスタート」等を選択。
契約情報・ドメイン・サイト名・管理ユーザーを入力して実行します。

控えておくメモ(紛失防止):契約ID/管理画面URL/ドメイン/WPユーザー名/パスワード。

ヒント:料金やキャンペーンは変動します。申し込み前に公式の最新情報を確認しましょう。

定番サーバーでWordPressをはじめる
独自ドメインを取得する

最初にやる初期設定(つまずき防止)

  • パーマリンク:「投稿名」に設定(後のURL変更を防ぐ)
  • サイト基本情報:タイトル/キャッチフレーズ/タイムゾーン
  • SSL確認:URLがhttpsで始まるかを必ずチェック

テーマは何を選ぶ? 読みやすさ重視の基準

結論:余白・行間・本文サイズで決めましょう。

テーマは見た目だけではありません。
本文の可読性、行長(1行の文字数)、モバイルでの改行や見出しのコントラストが、滞在時間と離脱率を左右します。

無料で始めるなら、情報が多い国産の Cocoon が無難。
有料テーマはブロックエディタ連携が強く、目次・CTA・ボックス等が最初から整っています。

導入は「外観 > テーマ > 新規追加 > アップロード」でzipを入れて有効化
細部のデザインは、1記事公開後に微調整で十分です。

プラグインは何個必要? 速さを落とさない最小構成

結論:まずは“核”だけ。10個以内をキープ。

  • SEO:Yoast SEO / Rank Math(どちらか1つ)
  • 画像圧縮:EWWW / Smush / Imagify(いずれか)
  • キャッシュ:サーバー推奨 or WP Rocket / LiteSpeed Cache(1つ)
  • フォーム:Contact Form 7 / WPForms
  • バックアップ:UpdraftPlus
  • セキュリティ:Wordfence(必要に応じて)

補足:WordPressは標準でXMLサイトマップを出力します。古いサイトマップ系の多重導入は不要です。

まず1本、どう書く? “導入→結論→手順”の型

結論:読者の質問に即答 → 理由 → 手順の順で短く刻む。

導入では、読者の状況を代弁し、この記事で得られる“結果”を約束します。
本文は、各セクションの冒頭1文で即答し、続く2〜3文で理由と具体。
段落は2〜4文ごとに必ず空行を入れ、スマホでの読み疲れを防ぎます。

使えるテンプレ:

「◯◯を始めたい。でも何から?」
その迷いは、手順がバラバラに見えているからです。
本記事は、最短ルートだけを案内します。
5分後には、あなたの画面で◯◯が動き始めているはずです。

よくあるつまずきは? 原因とすぐ効く解決

先に“結論→理由→やること”の順で読めるよう、各項目は3行にまとめています。

① URLが http のまま

原因:SSL未設定/ミックスドコンテンツ
やること:サーバーでSSL有効化 → WP「一般設定」のURLをhttpsに統一
チェック:■ アドレスバーhttps ■ 画像URLもhttps

② サイトが遅い

原因:プラグイン過多/画像未圧縮
やること:不要を停止→削除(10個以内目安)/画像はWebP+自動圧縮
チェック:■ プラグイン≤10 ■ 直近画像がWebP

③ 記事が最後まで読まれない

原因:長文一塊/結論が遅い
やること:見出しを質問文に → 各段落の1文目を即答に → 2〜3文で補足 → 空行で区切る
チェック:■ 段落2〜4文 ■ 画像ALTに“何が分かるか”

公開前チェック:ここだけ見ればOK

  • H1は1つ/狙いキーワード入り
  • 各H2は質問文、冒頭1文は即答
  • 段落は2〜4文で空行、画像には代替テキスト
  • 内部リンク2〜5本(文脈内で自然に)
  • メタタイトル ≤ 32全角/ディスクリプション 80〜110字

まとめ:今日やることは、たった2つ

1)クイックスタートでWordPressを立ち上げる。
2)本記事の見出し構成を借りて、最初の1記事を公開する。

完璧さより、公開ボタン。
積み上がるのは、公開した記事の数だけです。

よくある質問

Q. 文字数の目安は?
A. 目安よりも、検索意図の充足が優先です。結論→理由→手順→判断材料→FAQの順で、読者の不安が残らなければ十分です。

Q. プラグインは何個まで?
A. まずは10個以内。速度が落ちるなら、無効化→削除でダイエットを。

Q. 無料ブログから始めてもいい?
A. 発信習慣を作るには最適。ただし、資産化と収益化を目指すなら早めにWordPressを母艦に移行しましょう。